アラカン・シングルずぼらで粗忽

ずぼらな粗忽、限りなく薄く広い好奇心。好きなもの、いっぱいありすぎて断捨離苦手です。

極端すぎた(_ _|||)


奇しくも最近見た 「ナイトスクープ」、 野球に打ち込んできた 青年が、野球を続けると 男性的な体格が強調され、自身のセクシャリティと肉体が乖離してしまうことに戸惑うという依頼を見たばかりでした
映画、ドラマ、まんがや情報番組などで、見聞きすることの多いテーマです。


見るには見るが、認めず、聞くには聞くが、悟らず・・・


岸善幸監督は『観客は、初めは啓喜の感覚で観はじめるかもしれないけど、そのうち啓喜のほうがおかしいんじゃないかと見えてくる作品にしたいです』
と語っておられましたが、ラストの桐生夏月(新垣結衣)の一言で、 私は寺井啓喜(稲垣吾郎)側の人間であったと突き付けられました。


芥川賞を受賞した松浦寿輝の同名小説を実写映画化。原作に “ピンク映画への レクイエム” という荒井監督ならではのモチーフを取り込んで大胆に脚色し、ふたりの男とひとりの女が織りなす切なくも純粋な愛を描く。


“ピンク映画”という産業が成立していた、マジョリティ中のマジョリティ。描かれたものへの嫌悪感はあるものの、こちらのほうが腑に落ちました。


事前情報なしで観た2本、ふり幅大きすぎて脳みそがぐったり。








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